グロースマインドセットを持つ子どもに育てるための、家庭の習慣7選

「どうせムリ」「失敗したくない」ではなく、「やってみよう」「うまくいかなくても大丈夫」と前向きにチャレンジできる子に育てたい。そんなママの願いを叶えるカギが、グロースマインドセットです。
大人になってからも考え方のクセにつながることなので、子どものうちに前向きなとらえ方ができることが理想とされています。

頑張ることに意味がある!と思える気持ちは、人生においても大切だよね。
今回は、子どもが自然と「できる・伸びる」思考を身につけていくために、家庭で取り入れられる7つの習慣をご紹介します。

もくじ
1. 結果よりも「努力のプロセス」を褒める
「がんばったね!」のひと言が自信に
「100点すごいね」よりも、「毎日コツコツやってたね」「間違えてもあきらめなかったね」と、努力や工夫に注目して褒めると、子どもは自分の行動に価値を感じられるようになります。
2. 「失敗は学び」と伝える
失敗=悪いこと ではなく、次のステップ
失敗を恐れて挑戦を避ける子は多いもの。「失敗したっていいよ」「失敗って成長のチャンスだよ」といった声かけで、トライ&エラーが当たり前の文化を家庭に根づかせましょう。
3. 「できたこと日記」をつける
小さな成功体験を積み重ねる
寝る前に「今日できたこと」「がんばったこと」を1つでも思い出す習慣は、自己肯定感の土台を育てます。口頭でも紙でもOK。ポジティブな記憶で1日を終えるだけでも効果があります!
4. 親自身も「学び続ける姿」を見せる
「ママも練習中だよ」と言える親でいたい
子どもは大人の姿をよく見ています。「ママも運動苦手だけどやってみるね」とか「これ、初めてでドキドキするな〜」と、チャレンジする親の背中を見せることも大切です。
5. 比較せず「その子自身のペース」を尊重する
比べられると、成長より“防御”が強くなる
「お姉ちゃんはできたのに…」という比較は、子どもを萎縮させてしまいます。「昨日の自分より、少しできるようになったね」と自分軸での成長を認めていく声かけがポイントです。
6. 家族で「できること探し」をする
「できない」ではなく「できた!」に目を向けよう
お風呂や食卓で、「今日はどんなことができた?」「がんばったことある?」と聞いてみましょう。ポジティブな視点を家族全員で持つことで、前向きな空気が自然と生まれます。
7. 子どもの「決める力」を尊重する
自分で選ぶ経験が、やる気につながる
何を着る? どっちの宿題からやる? 小さなことでも、「自分で決めた」体験は主体性を育てます。
失敗しても「自分で決めたこと」を尊重する姿勢が、次の挑戦を後押しします。
グロースマインドセットは、日常の積み重ねから
いかがでしたでしょうか。グロースマインドセットを育む特別な教材や環境がなくても、毎日の声かけや関わり方で子どもは大きく変わっていきます!「できること」よりも「やってみようとする気持ち」を大切に。その小さな習慣が、未来を切り開く力になるでしょう。